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着工73日目:窓ガラス設置

着工後73日目、内装からも徐々に「家」という感じが出来上がってきました。
本日は窓ガラスの設置です。

実は我が家の着工は新型コロナの影響が拡大し始め、遂に物流へも影響が出始めた時期でした。そのため輸入に頼っている建築部材関係も当然のことながら滞りはじめ、屋根工事が始まったあたりからこの先に続くサッシ、トイレ、ユニットバズの納入が遅れる旨住友さんより連絡をいただいておりました。

いざサッシの施工予定日の調整に入った際、住友さんからは遅れる可能性が多分にある旨連絡をいただきましたが、最終的には住友さんの本部の方の相当なご尽力もあり予定通りの納入となりました。(住友さん、本当にありがとうございます!)

サッシも見逃されがちな項目の一つですが、冷暖房効率を含む家の快適性を語る上では最重要項目の一つとなりますので少しだけ触れたいと思います。

【サッシの種類】
・アルミサッシ
・アルミ樹脂複合サッシ
・樹脂サッシ

サッシには上記の通り3つの種類があり、サッシ自体は大まかに外側と内側の2つの部位で構成されています。
また、補足するとこれだけではなく、一重・二重・三重といったようにガラスが複層構造になっているかどうかでもサッシの性能は大きく異なります。

[アルミサッシ]
今でも日本のサッシの代表的な素材です。
その名の通り外側も内側もアルミ素材で構成されており、アルミは熱伝導率が高いため家の快適性が外気温に大きく左右されます。
日本での普及率は60%と言われています。

メリット:安価
デメリット:夏は暑く冬は寒い

[アルミ樹脂複合サッシ]
最近アルミサッシに代わりシェアを伸ばしてきている素材です。
外側をアルミ、内側を熱伝導率の低い樹脂にすることで室内側に熱を伝わりにくくした構造になっています。
日本での普及率は30%と言われています

メリット:アルミサッシより断熱性能が高い
デメリット:高価

[樹脂サッシ]
外側も内側も熱伝導率の低い樹脂を使用することで家の快適性を高めた商品となります。
注文住宅の営業の方によっては誤った認識によって「樹脂は紫外線に弱いため変色します」といったようなことを言われるケースがあるようですが、実際に30年経過した家を公開されている方がおられ、特に変色は見られないようですので安心してください。
高価なこともあり、日本での普及率は10%です。

メリット:アルミ樹脂複合サッシよりも更に断熱性能が高い
デメリット:アルミ樹脂複合サッシよりも更に高価

サッシについては主に3つの国内メーカーがあり、LIXIL、YKKAP、三協立山です。
我が家はYKKAPのAPW330という樹脂サッシを採用しました。サッシはご自身が採用する注文住宅メーカーが懇意にしているサッシメーカーを選択しないと100万円単位で費用が異なりますので、このあたりに注意しながら選んでみてください。
また、主要都市にはメーカーのショールームがあるかと思いますので、そこで実際に性能の差を体感してみることをお勧めします。

本日はここまで。それではまた!

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